上尾駅周辺の日高屋さんでふと思う

「美味しいし、安いし、本当に日高屋さんは素晴らしい!」
といつも上尾の日高屋さんでコーラとおつまみ唐揚げ、ライスで食事をしながら思うのです。周りを見渡すと30~50代の男性世代が多く、高いコストパフォーマンスを求める層をトリコにしているのが日高屋さんが他の追随を許さない最大の理由でしょう。

だって、真似しようと思ったってできません。オシャレで有名な店に勝つにはもっとオシャレにすればいいし、食べ物が美味しくて有名な店に勝つにはもっと上の美味しさを目指せばいい。もちろんそれは永遠のテーマにも似た難しさがあるのは理解しています。
ただ、日高屋さんのクオリティというのは、美味いと安いがどちらともハイクラスで、他の店が真似をしようとしても利益を生み出すことは来ないでしょう。
流通、出店戦略なども含めて他店舗型のスケールメリットを最大限に活用したモデルだからです。だからこんな低価格でアツアツの美味しいものが出せるんですね。

コーラ100円

日高屋上尾店コーラ100円

 

おつまみ唐揚げ260円

日高屋上尾店おつまみ唐揚げ260円

 

ライス160円

日高屋上尾店ライス160円

 

忘れてはいけないのがライスをオーダーすると漬物とスープが付いてくるんです。

日高屋上尾店スープ

 

さあ、計算をしてみましょう。
コーラ100円+おつまみ唐揚げ260円+ライス160円=総額520円!

これだけ食べてお腹いっぱいでこの値段です。すごいですね。

日高屋さんのドミナント戦略

上尾駅周辺には駅徒歩30秒圏内に3店舗もの日高屋さんがありますよね。これが大手の格安飲食チェーンが取り入れているドミナント戦略です。(ドミナント戦略=地域を限定し、その特定地域内に集中した店舗展開を行うことで経営効率を高める一方で、地域内でのシェアを拡大する戦略手法)

日高屋さんのように非常にバリューが高いところは、人気が高くお客さんの来店数も非常に多い。現にいつも、どの上尾の店舗でも満席に近い状態を保っています。店舗におとずれて満員であることを察し、諦めて他のお店を探した経験は数多くあります。そういったお客さんを逃さずに近隣の店舗に誘導することもドミナント出店のメリットです。

しかし、残念ながらその効果を最大化できていないのではないか…とふと思うのです。
私が客ならこう考えるからです。

「店の外から見ても、席が全部埋まってるよ…。」

「歩いて30秒のところに日高屋さんがあるけど…どうせ同じように混んでいるんだろうな。」

「じゃあ無難に他のお店で食事をすることにしよう。」

こうなってしまっては折角の近隣多店舗展開も効果を最大限に発揮しているとは言い難いと思います。

例えば…のアイデア

今やある程度安価でタブレットやPCモニターを用意することができる時代です。それを空きスペースに設置してそこに近隣店舗の混雑状況をテキストでアナウンスするか店内映像を配信することで、「ここは混んでいるけど、向こうの日高屋なら入れそうだな」という風に機械損失を防ぐことができると思うのです。

完全に雑感ではありますが、例えばiPadと簡易カメラを3店舗に用意したとしても20万円程度でしょう。しかもランニングコストはほぼ0円で可能であると思います。他にも設定などに初期投資は必要でしょうが、この程度の投資額であれば簡単に回収できる効果を生めるのではないかと思います。しかもそれだけでなく映像を配信するのであればホームページ上に店舗の混雑状況をオープンに配信することで、これから来店しようと思っている人が、ちょっと携帯で空席状況を確認してから来店できる仕組みにも応用できると思います。

こういったインターネットの使い方もこれからの店舗型ビジネスには必要になってくるのではないかと、ふとそう思いました。